動物病院の看護士の仕事内容とタイムスケジュール

ペットをご自宅で飼っている方は一度は動物病院で見たことがある看護士さん。
もしかすると、動物好きの方は憧れの職業の方もいるかもしれません。

ペットの命と飼い主の気持ちに一番寄り添わなければならない責任感が必要な仕事

結果から申し上げると【とても責任感が必要な仕事の反面、沢山の命を救えるやりがいのある】仕事です。
辛い治療をうける動物達に寄り添い、元気になったときにはなんともいえないやりがいを感じることができます。
そして、もう一つ重要な役割があります。
それは、獣医師と飼い主さんをつなぐ懸け橋という役割です。

今回は
● 動物病院の看護士の仕事内容
● 動物病院の看護士のタイムスケジュール
についてお話していきます。

動物病院の看護士の仕事内容

主な仕事内容は以下のとおりです。

● 受付
● レセプト作り
● 調剤
● 獣医師の助手
● 患畜のお世話
● 手術助手

では、早速1つずつみていきましょう。

受付

受付では診察にきたペットの様子や症状を聞いたり、お会計をしたりします。

レセプト作り

動物専門の保険に入っているペットが来院した場合、毎月ペット保険会社に保険の書類(レセプト)を送ります。

調剤

獣医師が処方した薬を調剤します。
錠剤を粉にしたりカプセルにしたりします。

獣医師の助手

診察中に動物が動かないように押さえたり、獣医師の指導のもと皮下点滴などを行う場合もあります。

患畜のお世話

入院している動物の御世話をするのも動物病院の看護士の役目です。
食欲が無い子のご飯をあげたり薬をあげたり、散歩をしたりします。

お世話をしながら、動物の様子が変わった場合などは逐一獣医師に伝えます。

手術助手

主な役割はこちら。
● 麻酔
● 器具出し
● 外回り

最初はドキドキしますが慣れていきます。
何度も助手を経験して、獣医師の動きにあわせた柔軟な対応をしていきます。

動物病院の看護士のタイムスケジュール

それでは動物病院の看護士のタイムスケジュールの一例をお見せします。

7:30      出勤
7:45~8:30  入院している動物の散歩や部屋の掃除などのお世話
8:30~9:00  入院中の動物の検査・投薬・食餌
9:00~12:30  午前の診察
12:30~14:00 手術準備・手術
14:00~15:00 休憩
15:00~16:00 入院している動物の散歩や部屋の掃除
16:00~20:30 午後の診察
20:30~21:30 入院中の動物の処置
21:30~22:00 掃除や片付け・受付の締め作業
22:15     退勤

このように朝から晩まで働きます。
本当に忙しい時は朝6:30から24:00近くまで働く日も。

もちろん毎日忙しいわけではないので、暇な日は12:30~15:00ごろまで何もない日もあります。
筆者が働いていた動物病院では、休憩が沢山取れると皆でピザを頼んで食べたりもしていました。

病院によって分週休3日制や、早番と遅番にわかれている場合もあります。

まとめ-動物病院の看護士は、責任感があり忙しい動物病院の看護士はやりがいのある仕事

以下まとめです。

動物病院の看護士の仕事内容
● 受付
● レセプト作り
● 調剤
● 獣医師の助手
● 動物のお世話
● 手術助手

獣医師のように治療はできませんが、雑用から大役まで沢山の仕事があります。

そして忘れてはならない大切な仕事が【飼い主さんとのコミュニケーションをとる】ということです。

続いて動物病院のタイムスケジュール
● 忙しい日もあるが比較的落ち着いている場合もある
● 忙しい日は休憩が診察後になる場合も。

動物病院で働きたい方は、まずはアルバイトをしてみるのもありですよ。